ども、あくびです。
パキポディウムの実生記録です。
実はパキポディウムを10年以上前に育てていたことがあります。
その見た目のかっこよさに惚れて名前もわからずに購入しました。
当時は植物にそこまで興味がなく育成の知識もなかったので結局1年ほどで枯らしてしまいましたが…。
もし今まで育てることができていたら、さぞかし立派になっていたでしょうね。
名前もわからないままでしたが、今回改めて昔の写真を見直してみたら「デンシフローラム」ということが判明しました。
というわけで今回の実生は10年越しのリベンジです!
デンシフローラムとブレビカウレ(恵比寿笑い)の種を購入
今回実生にチャレンジするのは、パキポディウム デンシフローラムとパキポディウム・ブレビカウレ(恵比寿笑い)です。
しかしまぁ「恵比寿笑い」とはすごい名前ですよね。
種はseed stockさんで購入しました。
どちらも大きさは5mmほどでお米のような形状です。
播種(2022年10月21日)
半日ほどメネデール液につけた後で種をまいていきます。
用土は、花ごころ さぼてん多肉植物の土の上に鹿沼土の細粒をのせたものを使います。
白いカビのようなものを確認(10月24日)
夜は保湿と保温のため種が入っている容器のフタをしているのですが、朝フタを開けて見るとうっすら糸状のカビらしきものが種にまとわりついています。
今まで実生の際に土や種の殺菌はせずにやってきましたが、カビの発生は今回初めてですね。
発生したのはデンシフローラムと恵比寿笑いの両方で、全ての種ではなく一部の種から発生しています。
不思議なのがパキポディウムの播種と同じ日に同じ方法でアガベとアデニウムの種も蒔いたのですが、パキポディウムだけでカビが発生しているんですよね。
う~ん、なんでなんだろう。種が腐っていた?
GFベンレートで殺菌
とりあえずカビを除去しないとと思い、ベンレートで種と土を殺菌しました。
とりあえずこれで次の日まで様子を見ます。
カビが再出現(10月25日)
次の日の朝、フタを開けてみるとカビが再度出現。
もしかしたら復活するかも?と、カビが生えた種をそのままにしていたのがダメだったみたいです。
試しにカビの生えた種を指でつぶしてみると、中がぐちゃぐちゃで簡単につぶれます。
カビが生えた種はもうダメですね。
カビが生えたから種はダメになる?
結局半分くらいの種にカビが生えたのでそれらを取り除きました。
カビの影響が気になるところですが、よく見るとデンシフローラムの方は発芽している種もあります。
殺菌したとは言え一度カビが出た土で育てるとそのままカビにやられて全滅してしまうかなと思いましたがそういう訳でもなさそうです。
カビにやられると種がダメになると思ってましたが、もしかしたら種がダメになったからカビが生えるのかもしれないですね。
それだったら発芽してる種はこのまま元気に育つ?
という期待を抱きつつ、今後も観察を続けていきます!