ども、あくびです。
先日、アグラオネマ ピクタム アンダマンの取り木した様子を記事にしました。
アグラオネマ ピクタム アンダマンの成長記録 #1勢いでカットして取り木をしたみたいになっていますが、やみくもに取り木をしたわけではなく、実はこの前に別品種の取り木には成功していたんですよね。
そのことから楽観的になりアンダマンもカットしましたが、正直取り木をするには成長不足でちょっと早過ぎたかなと少し後悔しています…。
以前取り木に成功した時の株の画像を見ると、今回のアンダマンとは比べ物にならないくらい根が出ていました。
アンダマンの今後は神のみぞ知るって感じですが、今回は記録として以前の取り木に成功した時のことを書きます。
茎に水ごけを巻く
取り木したのはアグラオネマ ピクタムの「ニルヴァーシュ」と「ache産」です。
取り木とは?
「取り木」とは植物を増やすための方法で、具体的には、親株の茎から根を出させ、その後に切り離して新しい株として育てます。このようにして元株の特性をそのまま引き継ぐクローンのようなものを作ることができます。
茎の部分を水ごけで覆い湿度を高めることで茎からの発根を促します。
発根の状態を確認
1ヶ月が経ったので根の状態を確認します。
1ヶ月でどれほどの根が出るのかという疑問もありましたが結構出ていました。
ache産
水ごけで覆った茎の部分だけでこれだけの根が出ています。
元からあった根の部分はあまり成長していません。
新芽が出かけているので、そちらに養分を取られていたのかもしれません。
ニルヴァーシュ
うまく発根できた要因
今回しっかりと根が出た要因としては、作業を10月に行ったので成長に適した気温であったこと。さらに多湿の環境で管理していたので、より発根が促されたと考えています。
茎をカットして鉢上げ
茎を節ごとにカットして、断面に瞬間接着剤を塗って乾かします。
乾いた後、一つずつ鉢に入れて水ごけで管理します。
ache産
茎を7個にカットしました。
欲張ってちょっと細かくカットしすぎたかもしれません。
ニルヴァーシュ
ache産を細かくカットし過ぎたので、余裕を持ってカットしました。
この状態で密閉容器に入れ、室内の軽くLED照明があたる環境で育てます。
半年後の状態は?
取り木をして半年後の様子です。
ache産
細かくカットしすぎたせいか3株は溶けてしまい、4株だけが生き残っています。
親木は順調でもう一度取り木できそうですね。
ニルヴァーシュ
余裕を持ってカットしたせいか、一株も落ちることなく全5株が無事に成長しました。
ただ親木が調子がいまいちで丸坊主になっています…。